進め なまけもの

皆さんこんにちは。サイトウです。
それにしても毎日暑いです。どうしても食欲が低下がちですが、皆さんは夏バテしたりしていませんか?


さて、今回は音楽の話です。
8月5日に斉藤和義のデビュー15周年ベスト盤「歌うたい15 Singles Best 1993-2007」が発売されました。


『歌うたい15』SINGLES BEST 1993~2007

『歌うたい15』SINGLES BEST 1993~2007


初回限定盤は、彼の代表曲が41曲も収録されて3330円。これはもう完全なバーゲン価格でしょう。
斉藤和義は、どちらかと言えばテレビへの露出が少ない方なので、キャリアの割には知名度が低いような気がします。
その一方で、もはやClassicと呼んでもいいような有名曲も彼はたくさん書いています。このアルバムには、そんな代表曲がほぼすべて収録されています。

「ゼクシィのCMをきっかけに、斉藤和義のことを知った(ウェディングソング)」

Bank Bandのカバーのなかに、とても耳に残る曲があった(歌うたいのバラッド)」

などなど、これまできちんと斉藤和義を聴いたことがない人の入門用アルバムとしてはこれ以上ないチョイスなのではないでしょうか。


サイトウが個人的にもっとも好きな曲は、DISC1に収録されている[進め なまけもの]です。
歌詞を少しだけ引用させてもらいます。

とりあえず今夜は この辺でよしとしよう
後はテレビでお茶を濁そう


綱渡りばかりだ 崖っぷちばかりだ
言い訳考えて楽になろう


ちょっとだけ気になる隣が
目障りだけれど 寝ちゃえば平気


ほっといてそっとして 今に笑えるから
遠慮なんか無理にするな!進め なまけものよ
とりあえず今夜もこの辺でよしとしよう
別に何も変わってないけれど


サラッと読み流してしまうと、怠惰でいいかげんな人の生き方のように見えてしまいますが、この歌詞が彼のあの鼻にかかったけだるい声でメロディーに乗ると、なぜだかとても肩の力が抜けて、ポジティブな気持ちにさせてくれる曲に変身するのです。

「ただやみくもに頑張ってる自分を演出しても仕方ないな。緩急つけないといけないな」
なんて気分になれるのです。


というわけで、斉藤和義のことが気になっているけどまだ踏み込めていない皆さん。
ぜひ、このアルバムをじっくり聴いてみることをオススメします。


ちなみに自分は、ポイントカードで3000円分使ったので実際に支払ったのはたった330円。
QUICPayでサラッとお買い上げしてしまいましたよ。
この週末を使ってじっくり聴き込むことにします。