香港でもキャッシュレス(前編)

toyota-finance2007-09-17


こんにちは、サイトウです。
いきなり個人的な話で恐縮なのですが、今回の3連休に有給休暇を2日くっつけて香港に行ってきました。純粋にプライベートで行ってきたわけですが、今回はその話でも書こうかと思っています。


とは言うものの、個人の旅行日記になってしまっては、このブログで行う意味がありません。そこで今回から2回に分けて、「キャッシュレス」という少し変わった切り口で紹介したいと思います。


※香港に関する細かい統計情報や地勢については、このブログでは詳しく書きません。興味のある方は、香港政府観光局のサイトや、外務省のサイトでご確認ください。


最近香港に行ったことがある方ならご存じだと思いますが、香港ではオクトパスカードと呼ばれるプリペイドタイプの非接触ICカードが広く普及しています。このカードが初めてが香港の交通機関に導入されたのが1997年。いまからもう10年前になります。


最初は地下鉄や地上の鉄道のみで利用可能でしたが、2000年くらいを境にさまざまな交通機関に横断的に普及し、現在では路線バス、香港島を東西に走る二階建ての路面電車香港島と九龍地区を結ぶスターフェリー、そして100万ドルの夜景で有名なヴィクトリアピークへ通じるケーブルカーなど、観光客向けの乗り物でも広く利用することができます。


もちろん交通乗車券としての利用だけでなく、セブンイレブンサークルKといったコンビニ、ドラッグストア、ファーストフード店などでも使えるなど、まさに香港人の生活に欠かせない道具になりつつあります。いまでは香港全体の人口(約700万人)以上のオクトパスカードが発行されて一人一枚以上の普及率を誇っています。


日本では首都圏で今年の春先からSuicaPASMOの相互利用が始まり、首都圏のJRや地下鉄、私電、バスなどをひとつのSuica/Pasmoで乗り降りできるようになり、東京エリアに限って、ようやく香港並みになってきたと言えるのかもしれません。


と、まあオクトパスカードに関するウンチクはこの程度にしましょう。
今回の香港滞在中、自分も使える場所では極力このカードを使いましたし、土産物の購入などにはクレジットカードを使っていたのですが、滞在中ほぼ現金を使うしかなかった場所もあります。それは食事です。


もちろんそれなりのレストランの大半で、クレジットカードは普通に使えます。
しかし自分は今回一人旅。豪華なレストランに一人で入る理由も勇気もなく・・・。
食事のほとんどを町の大衆食堂のような場所でとっていたので、現金しか使えないケースがほとんどでした・・・。


というわけで、香港キャッシュレス度の自己採点は50点くらいでしょうか。
次回はもう少し、香港旅行に役立つ話を書ければと思っています。


キャッシュレスダイアリーにふさわしい、香港での写真の数々を以下で掲載中です。こちらもご覧ください。
http://f.hatena.ne.jp/toyota-finance/Octopus/