クレジットカード豆知識 〜その2〜

toyota-finance2007-09-19


こんにちは、ゆーぞーです。
少し間が開きましたが、クレジットカード豆知識の[その2]です。


皆さんがお買い物でクレジットカードを使用する時、クレジットカードのどの部分が使われているかご存知でしょうか?実は一箇所だけでなく、色々な部分を使って取引されているのです。 TOYOTA TS CUBIC CARD (TS3カード)を例にして説明しましょう。


TS3カードは、「ICクレジットカード」と呼ばれる種類のクレジットカードで、カードの表面、やや左寄りの場所に金色のICチップが付いています。このICチップには取引に必要な膨大な情報が書き込まれており、通常のクレジットカードや銀行のキャッシュカードに使われている磁気ストライプと比較すると、格納できる情報量と安全性において高い優位性を持っています。お店にあるクレジットカード端末に挿入してICチップの部分を直接接触させて取引を行うことから、「接触タイプ」のICチップと呼ばれています。


ICチップを介した取引では、原則、お客様は取引後にサインをするのではなく、取引の途中で暗証番号を入力することでお客様本人であることを認証します。ただしこのICチップを使って取引するには、クレジットカード端末側もIC取引に対応している必要があります。お店のクレジット端末が、IC取引に対応していない端末の場合は、TS3カードに付いている磁気ストライプ部分を使って取引することになりますし、お取引後のサインも当然必要になります。


極端な話、すべてのクレジットカード端末やATMがIC取引対応になれば、磁気ストライプの部分はカードから削除できるのですが、実際にはIC取引対応の端末はまだまだ普及途上の状態です。なので、TS3カードに限らず一般的なICクレジットカードはICチップと磁気ストライプの両方をカードに搭載しているのです。


さて、今回は「接触タイプ」と呼ばれるクレジットカードの特徴について長々と書きましたが、次回はいま最も旬な「非接触タイプ」と呼ばれるものについて解説します。
それではまた。